フォニックスの良いところは、知らない単語でも読めること、そしてさらに良いのは、聞こえた単語はスペルを知らなくても書けることです。もちろん例外はありますが、全ての英単語を一つずつ覚えていく労力を激減!させることができます。
基本文法をしっかりと学びます。
表現手段を一つ増やすため。
英語を学ぶことによって、収集&発信できる情報量は飛躍的に増えます。特に世界中の人々が集うネット上では不可欠のスキルでしょう。母語を使いこなし、母語によって思考する能力が最重要なのは言うまでもありませんが、世界中の多くの人々と情報をやり取りしようとすると、やはり英語は不可欠なのではないかと思います。
もちろん、外国語など一切理解できなくても生きてはいけます。
過去のものであれ現在のものであれ、必要な情報が全て日本語に翻訳され、その意図がある程度伝わるなら、それはそれで素晴らしいことだと言えますし、かつての日本はそのような状況を作り上げようとしてきたように見えます。
しかし、その状況が、今、危うくなっています。大学教授は、他の言語で書かれた学術書などを翻訳しても、論文発表のような実績とはみなされず、手間のかかる割には評価が低い、ということで、翻訳本が出版されるペースがだいぶ落ちているようです。
現在、インターネットの普及により、世界に向けて直ちに発信できる状況になっていますが、論文をはじめ、様々な情報の発信も、日本語での発信ではそのメリットが十分に生かせないでしょう。
モノや人の行き来が増え、世界が小さくなった今、環境問題など、世界の人々が一緒に考えなければ解決できない問題も多くあります。その際に、ダイレクトにコミュニケーションできる力を、これからを生きる子供たちにぜひ身に付けてもらいたいと思います。
言語は、自分の意見なりものの見方なりを表現するツールであるので、学習者自らが主体となって学ぶことが出来るのが重要です。
言葉は通じなければ意味がないので、その言葉を使っている人たちの使い方を真似するしかないし、覚えるべきものは覚えなくては始まりません。でも、誰かの言葉を丸暗記するだけでは自分の伝えたいことを文章にすることはできません。
例えばこの塾では、英単語を読み書きするためフォニックスを教えていますが、それは生徒自身が英単語を能動的に“読む”ことが出来るようにするためです。
英語の文法も徹底して指導しますが、それは英語の文章の構造を感覚として理解して、自分が言いたいことをそこに込めていく方法を理解するためです。「英語の文章はこのように出来ている、だから、こういう内容を表現したいときは、このように言えばいいのだ」という形で、生徒自身の思考と表現の手段として英語を使いこなす方法を身に付けてもらいたいと思っています。
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